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執筆者の写真誠大 佐々木

『サッカー以外の10番』

北海高校サッカー部の佐々木海です。

いつも北海高校サッカー部の応援ありがとうございます。先日の選手権決勝戦の応援もとても力になりました!来月28日から開催される全国選手権大会でも熱い応援をよろしくお願いします!

突然ですが、みなさんは「10番」と聞いてなにを想像しますか?アルゼンチン代表のメッシ?北海高校の田中準人?ブラジル代表のネイマール?などサッカー選手が想像されると思います。ご存じの通り「10番」とはサッカーのエース番号として使われることが多い番号です。そんな「10番」を私は日常生活やクラスで背負っていると自負しています。

この、日常生活での「10番」を背負うまでの道のりは険しく簡単な道ではありませんでした。 私は幼い頃、とても人見知りで、使いたいものがあっても「貸して」という言葉すら躊躇して発することができませんでした。そんな性格であった私が、物怖じすることなく自ら「話せる」ようになったきっかけが「サッカー」です。私はキーパーというポジションを任されているため、試合中に感じたこと、思ったことはフィールドプレーヤーに即座に伝えなくてはなりません。しかし私は、他の人よりもサッカーを始めるのが遅かったこともあり、サッカーの観点も不十分で、何を喋っていいのかわからない、そんなこともありました。そのように苦労していたときに、「間違ってもいいからとにかく声を出そう、間違っていたら教えてあげるから」とコーチに励まされ、その時から私はとにかく声を張り、とにかく声を出そうと努力してきました。間違いはたくさんありましたが、そのたびに修正しようと新たな学びにつながり、「声を出してみる」ことの大切さがよくわかりました。そうやって日々サッカーの中において自らの意見や感じたことを発していくうちに、日常でも自ら友達に話しかけてみることにも挑戦する覚悟ができ、他人と自然に会話ができるようになりました。

私がそのような時期に日常で意識していたことはとにかく「誰とでも話す、話しかける」ということです。「自分から話しかけるのはちょっと恥ずかしい」「まぁ、話しかけられたら話すよ」って考えてる人は案外多いんじゃないでしょうか?私も初めはそうでした。しかし、それではいつまでたっても「コミュニケーション力」は向上していきません。

日常生活で「10番」を背負うためには必ずと言っていいほど「コミュニケーション力」が求められます。人をまとめる力、リーダーシップの土台は「コミュニケーション力」だと私は考えます。私はその人に合った話題を見つけ、そこから話を膨らませる。そんな技を日常生活から身につけていきました。そのおかげで今では「コミュニケーション力」が自分の武器だと言えるほどになりました。もちろんそれは同級生だけでなく、学校の先生、先輩、後輩相手にも活かされていると実感しています。社会に出てからも通用する、そんな「コミュニケーション力」を目指し、これからも様々な人と自ら率先して会話をし、積極的に交流していきたいと思います。みなさんも誰とでも話すことのできる、そんな明るくて素晴らしい人間を目指してみてください。


最後になりますが、大好きなサッカーのことだけでなく、コミュニケーション能力の大切さ、人と関わることの大切さを北海高校サッカー部で学ぶことができました。これから始まるプレミアリーグ参入戦、選手権全国大会に向けて、お互いの意見や想いをぶつけ合い、チームとしても個人としても成長できるように頑張っていきます!


ご拝読ありがとうございました。



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